Notice: Undefined index: HTTP_ACCEPT_LANGUAGE in /home/noritsu/www/wp/wp-content/themes/noritsukoki/functions.php on line 328
環境:製品における環境配慮 - ノーリツ鋼機

環境ENVIRONMENT

基本的な考え方

ものづくりを中核事業とする企業として、製品ライフサイクルを見据えた環境への配慮を製品開発及び供給プロセスにおいて進めていく責任があると考えています。ノーリツ鋼機グループでは、マテリアリティの取り組みの一つに「環境に配慮した製品の供給」を設定し、グループ各社が資源の調達から製品開発、廃棄に至るまでの各プロセスにおいて環境負荷低減の工夫を重ね、より環境に配慮した製品をお客様に供給できるようさまざまな取り組みを推進しています。

ライフサイクル全体での環境配慮の
考え方

取り組み

バージンプラスチックの使用量
削減

グループ各社において、製品・梱包材に使用するバージンプラスチックの使用量削減に取り組んでいます。
テイボーでは、ペットボトル由来のリサイクル繊維やバイオマス材料を使用した繊維芯の開発、AlphaThetaでは梱包材の段階的な紙材への代替化、JLabでは梱包材の100%脱プラスチック化及び製品材料にリサイクルプラスチックを採用することにより、バージンプラスチックの使用量削減を推進しています。

事例01 テイボーリサイクルプラスチック、バイオマス繊維を使用したスティック芯の開発

テイボーでは、ペン先の製造で培った技術を筆記具から新たな用途へと活用の幅を広げています。その一つに、昨今のライフスタイル変化によりニーズが高まっている芳香剤スティック芯があります。芳香剤スティック芯は、自然素材が多く使用されていますが、揮散量が安定しないことが課題でした。テイボーのペン先技術を活用した繊維芯により、芳香剤の揮散量の安定化を実現し、さらには顧客の環境に配慮した素材で製品を提供したいというニーズを受けて、リサイクルプラスチックを100%使用した繊維スティック芯の開発に成功しました。すでに、より環境にやさしいバイオマス素材を使用した繊維芯の開発も進んでいます。今後も、品質と環境性を兼ね備えたペン先を開発・提案していきます。

芳香剤スティック芯

事例02 JLab包装・梱包材における脱プラスチック化100%の実現

JLabは、梱包材の脱プラスチック化及びリサイクル性の向上を長年追求し続けてきました。2021年以降に発売した製品からは、梱包材のプラスチックの使用量ゼロを実現しています。パッケージやハンガーを紙パルプ素材へ転換し、印字に使用するインクに金属箔を含まない環境に配慮したものを使用する等により、廃棄時に分別不要でリサイクルができるよう配慮しています。このほか、JLabが独自に提供する製品のリサイクルサービス「JLab Recycling Program*」の運営を通じて、お客様が使用した製品が適切にリサイクルされる仕組みの構築に取り組んでいます。

  • *不要になったJLab製品をお客様が直接JLabに返送することで、次の購入割引サービスを提供するプログラム。

製品の省エネルギー化、省資源化

AlphaThetaでは、バッテリー消費を抑える低電力モードを搭載した製品の開発・供給に取り組んでいます。また、製品寿命の延長を促進するために製品延長保証サービスを提供しています。

JLabでは、Bluetoothチップセットの開発等により、ワイヤレスイヤホンの大幅な省電力化や電池の小型化といった取り組みを通じて、製品使用時の省エネルギー化及び製品の省資源化を実現しています。

化学物質の管理

テイボーでは、化学物質に関連する各種法令を遵守することはもとより、定期的な環境測定による厳格な化学物質管理を行っています。また、化学物質についてはできるだけ排出しないという方針のもと、使用量の約7割を再利用し、排出量の低減に努めています。
なお、自然災害や事故による漏洩が発生した際の対応として、マニュアルを作成し、定期的な教育及び訓練を実施しています。

AlphaThetaでは、製品に含有される化学物質の評価を行うシステムを構築し、厳格な含有物質の管理に努めています。